国内初"好酸球性副鼻腔炎専門外来"を開設

 順天堂大学は3月22日、国内初の好酸球性鼻副鼻腔炎(好酸球性副鼻腔炎)の専門外来を関連施設(順天堂東京江東高齢者医療センター、浦安病院、順天堂医院)に開設したと発表した。好酸球性副鼻腔炎は難治性・再発性鼻ポリープを伴う慢性副鼻腔炎の一種で、2015年に指定難病に認定された。主な症状は嗅覚障害や鼻閉で、国内の推定患者数は20万人。専門外来では、最新の手術支援機器を併用した内視鏡下副鼻腔手術や抗体医薬を用いた治療を行う。