未成年のドライアイと強度近視に相関関係

 近視の有病率は世界中で上昇しており、特に東アジアおよび東南アジアで傾向が顕著だが、その進行メカニズムは不明である。一方、近視にはドライアイと共通する関連因子が複数あることを示唆する報告もある。そこで、慶應義塾大学眼科学教室の平山オサマ氏は、若年の近視患者約600例および非近視者約80例を対象に、近視とドライアイの関連性を検討。ドライアイと近視の程度具合が相互に影響する点などが明らかになったと、角膜カンファランス2022(2月10~12日、ウェブ併催)で発表した。