アブレーション時代に抗不整脈薬は必要か?
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不整脈の治療では、カテーテルアブレーション(以下、アブレーション)の有効性と安全性が多くの研究で示され、抗不整脈薬を上回る治療成績が得られている。しかし、実臨床では今なお抗不整脈薬が頻用されている。心臓血管研究所(東京都)所長の山下武志氏は、アブレーション時代における抗不整脈薬の役割について第86回日本循環器学会(3月11〜13日、ウェブ開催)で概説した。