東京五輪、地域医療とコロナへの影響は?
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マスギャザリング(一定期間中に限定された地域に同一目的で集合した多人数の集団)の形成は特定地域の一時的な人流増加と人口密度の上昇を来し、地域医療体制に多大な負担をかける。「2020年東京オリンピック・パラリンピックに係る救急・災害医療体制を検討する学術連合体合同委員会(AC2020)」委員長で帝京大学救急医学講座主任教授の森村尚登氏は、2020年東京オリンピック・パラリンピック(以下、東京五輪)の救急災害医療体制に関するAC2020の取り組みを解説するとともに、東京五輪が地域医療体制や新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行拡大に及ぼした影響について考察。第49回日本集中治療医学会(3月18~20日、ウェブ開催)で報告した。