妊婦の高血圧、正常化で周産期イベント減
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米国では、肥満や高齢での妊娠の増加を背景に、妊婦の高血圧有病率が2%をを超える。米・University of AlabamaのAlan T. Tita氏らは、軽度高血圧症妊婦に対する収縮期血圧(SBP)140mmHg/拡張期血圧(DBP)90mmHg未満を目標とした降圧が児の在胎不当過小(SGA)を増加させることなく高血圧症に起因するイベント発生を低下させるとの仮説を立て、ランダム化比較試験CHAPで検証。降圧薬による血圧の正常化により、重症子癇前症や早産のリスクが低下したことを第71回米国心臓病学会(ACC.22、4月2~4日)で報告した。結果は、N Engl J Med(2022年4月2日オンライン版)に同時掲載された。