3D解析で外反母趾の発生メカニズムを解明

 外反母趾の発生率は18~65歳で23.0%、65歳以上で35.7%と高率で、男性よりも女性で有病率が高いとされる(13% vs. 30%、J Foot Ankle Res 2010; 3: 21)。しかし、外反母趾の発生メカニズムはいまだ明らかでない。東都大学幕張ヒューマンケア学部臨床工学科教授の山下和彦氏は、自身が開発した足部3D解析システムで外反母趾の発生メカニズムを検討。結果と考察について第14回ITヘルスケア学会(3月5~6日)で発表した。