糖尿病患者をがんで看取る時代の血糖管理

 いまや日本人の2人に1人ががんに罹患する時代である。がんとの関連が指摘される糖尿病について、国立がん研究センター中央病院総合内科科長(糖尿病腫瘍科)の大橋健氏は「糖尿病患者をがんで看取る時代と言っても過言ではない」と第56回糖尿病学の進歩(2月25~26日)で指摘。がんを併発した糖尿病患者の喫緊の課題である血糖管理について解説した。