新規コロナ経口薬、中間解析で死亡率55%減

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行への切り札とされる経口薬。米国のバイオ医薬品メーカーVeruは4月11日、開発中の新規経口COVID-19治療薬sabizabulinが、第Ⅲ相臨床試験の中間解析結果において中等症〜重症のCOVID-19患者の死亡率を55%抑制したと発表した。同社は試験を早期中止し、米食品医薬品局(FDA)と緊急使用許可(EUA)申請の協議に入るとしている。