未来の医療現場は在宅医療とIoT化の加速が鍵

 日本は超高齢化の急激な進展に伴い、近い将来、医療が機能不全に陥ることが懸念されている。上智大学総合人間科学部社会福祉学科特別契約教授で一般社団法人未来研究所臥龍代表理事の香取照幸氏は「未来の日本で生じるであろう医療現場の課題が、今回のコロナ禍であらわになった」と述べ、超高齢社会における医療課題の解決に向けた在宅医療や医療ITへの取り組みの重要性について第14回ITヘルスケア学会(3月5~6日)で報告した。