無効な治療薬への依存でコロナ死亡増
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ラテンアメリカ・カリブ海諸国(LAC)における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による死亡者数は2022年3月時点で165万人と極めて多く、世界の死亡者の約28%を占める。ペルー・Universidad Peruana Cayetano HerediaのAlvaro Schwalb氏らは、LACでCOVID-19死亡者が多い原因を多角的に検証した結果、ソーシャルメディアなどを介した不確かな情報の大量拡散(インフォデミック)によりヒドロキシクロロキンやイベルメクチンといった有効性が証明されていない薬剤の使用が広まったことを確認。誤った安心感の醸成と有効性が証明されている感染対策の遵守不良につながったことが一因であるとJ Intern Med(2022年4月12日オンライン版)に発表した。