最低4時間の離床で嚥下機能維持

 東京医科歯科大学大学院摂食嚥下リハビリテーション学分野教授の戸原玄氏らは、65歳以上の要介護高齢者90例を対象に離床時間と全身の筋肉量および摂食嚥下機能の関係を検討する横断研究を実施。その結果、離床は摂食嚥下リハビリテーション(以下、リハビリ)として有効であり、4時間以上の離床では摂食嚥下機能が保たれ、さらに6時間以上で全身の筋肉量が保たれることが示されたとGerontology2022年4月12日オンライン版)に発表した。