不妊治療による出生児、3歳時に発達遅延

 出産年齢の高齢化に伴い増加する不妊治療。みやけウィメンズクリニック(千葉市)院長の三宅崇雄氏らは、「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」のデータを用い、自然妊娠による出生児と不妊治療による出生児における3歳時の神経発達状況を比較した。その結果、不妊治療による出生児で発達遅延の頻度が高かったと、Reprod Med Biol2022; 21: e12457)に報告した。