統合失調症の発症過程にAGEsが関連か
- 精神疾患
- 小児
- 薬剤情報
- 臨床医学
- 健康・公衆衛生
- コメディカル
- 内分泌疾患全般
- 小児疾患全般
- 心療内科
- 思春期
- 抗精神病薬 抗うつ薬 その他
- 精神・神経科
- 精神疾患
- 糖尿病
- 統合失調症
- 薬剤師
- 認知症
- 高齢者医学
老化を進める原因物質として注目されている終末糖化産物(Advanced glycation end-products;AGEs)は、糖尿病などさまざまな疾患に関与することが知られている。東京都医学総合研究所社会健康医学研究センター心の健康ユニットの宮下光弘氏の研究グループは、心の中を読み取られる、他人には聞こえない声を聞いたことがあるなどの精神病様症状体験(Psychotic Like Experiences;PLEs)が持続した思春期児童でAGEsの蓄積が認められたと、第16回日本統合失調症学会(3月20~21日)で報告。「統合失調症の発症プロセスにAGEsが関与することが示唆された」と述べた。