原因不明の小児重症急性肝炎の概要発表
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国立感染症研究所は4月25日、欧米を中心に報告が拡大している生後1カ月~16歳の小児重症急性肝炎症例について概要を発表した。4月21日時点で、世界保健機関(WHO)の症例定義に合致したのは12カ国(欧州10カ国、米国、イスラエル)・169例で、英国が114例と最多だった。169例中17例(14.9%)が肝移植を要し、死亡例は1例。原因はまだ明らかになっていないが、最も多く検出された病原体はアデノウイルスであったことから、感染対策などの注意喚起が行われている。