美容外科業界独自の補償制度を!
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美容外科手術により生じた合併症や後遺症(以下、美容合併症)を治療する場合、混合診療禁止の原則に抵触するのか、また、どの診療科で治療すべきかといったさまざまな問題について議論が起こっている。神戸大学病院美容外科診療科長/特命准教授の原岡剛一氏は第65回日本形成外科学会(4月20~22日)で、形成外科と美容外科の両者の経験を持つ立場から、実際の症例を紹介しつつ問題点を整理。美容合併症の多くを形成外科医が治療している実情を示した上で、「美容外科の尻拭い感を否定できない」と吐露し、美容外科が業界独自の補償制度を設ける必要性を強く訴えた。