高齢関節リウマチ、安易なバイオ中止回避を
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関節リウマチ(RA)に対し十分量のメトトレキサート(MTX)を用いても効果が不十分な場合に生物学的製剤や低分子化合物を使用するという標準治療が施行できない高齢患者群が存在しており、臨床的課題の1つとされている。愛知医科大学整形外科特任教授の高橋伸典氏は、生物学的製剤使用症例データベースを使って高齢RA患者の生物学的製剤の継続率や中止要因などを解析、結果を第66回日本リウマチ学会(4月25~27日)で発表。その上で、「有害事象による生物学的製剤の安易な中止は回避すべき」などと高齢患者に対する長期的な薬物戦略の自説を述べた。