滲出型AMDの半数がパキコロイドを合併

 近年、アジア人の加齢黄斑変性(AMD)発症にパキコロイド(脈絡膜外層血管の拡張を伴う脈絡膜肥厚)の関与が示唆され、注目を集めている。群馬大学眼科学教室講師の松本英孝氏は同大学病院の滲出型AMD患者を対象に、臨床的特徴およびパキコロイド合併率を調査。その結果、約半数でパキコロイドの合併が見られたと、第126回日本眼科学会(4月14〜17日)で発表した。