エストラジオール、乾癬を抑制
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慢性炎症性皮膚疾患である乾癬の発症には、免疫細胞の過剰活性化が関与することが知られている。京都大学大学院皮膚科の足立晃正氏(現・東京都立墨東病院)らの研究グループは、乾癬モデルマウスを用いた検討から、女性ホルモンの一種であるエストラジオールが、好中球やマクロファージなどの免疫細胞の活性化を制御し、乾癬抑制作用を発揮することを発見したとJ Allergy Clin Immunol(2022年5月16日オンライン版)に発表した。