インスリン分泌を促進する新たな因子を同定

 群馬大学生体調節研究所細胞構造分野の三枝慶子氏(現・群馬医療福祉大学講師)らの研究グループは、インスリン分泌を促進する新規因子としてカーゴ受容体Surf4を同定。インスリン前駆体蛋白質であるプロインスリンを小胞体から効率的に輸送する働きを持ち、インスリン分泌と密接に関連していることを明らかにした。詳細はCommun Biol2022; 5: 458)に発表された。