JAK阻害薬の休薬・減薬で重要な知見を提示

 リウマチ性疾患の薬物療法においては、アンカードラッグであるメトトレキサート(MTX)を中心とし、時代とともにさまざまな機序を有する治療薬が開発され、活用されてきた。北里大学膠原病・感染内科学主任教授の山岡邦宏氏は、第119回日本内科学会(4月15~17日)でそれらの治療薬の有効性に触れながら、近年開発された関節リウマチ(RA)に対するヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬の減薬・休薬や安全性について解説。同薬の適切な使用に寄与する重要な知見を提示した。