麻酔医の介入で内視鏡治療はどう変化?

 日本では内視鏡実施時の術中管理は消化器内科医や内視鏡スタッフが行うことが多いが、高齢者や常習飲酒者などでは至適鎮静の保持や呼吸状態・血行動態の管理に難渋するケースも少なくない。NTT東日本関東病院(東京都)では、内視鏡実施時に麻酔科医の介入による鎮静を導入。同院消化管内科の根岸良充氏は導入の経緯と成果について、第103回日本消化器内視鏡学会(5月13〜15日)で報告した。