コロナ入院患者、2年後も半数に後遺症

 中国・首都医科大学/中日友好医院のLixue Huang氏らは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による入院後に生存退院した患者1,000例超を2年間追跡。COVID-19生存退院例では、入院中の重症度にかかわらず身体的および精神的な健康状態は経時的に改善しており、89%が2年以内に元の仕事に復帰した一方で、半数超が後遺症を有し、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染歴がない者に比べ健康状態が著しく悪かったとの結果をLancet Respir Med2022年5月11日オンライン版)に発表した。