不明熱の診断率、地域ごとにばらつき
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発熱が3週間以上続くにもかかわらず、原因が特定で来ない不明熱(Fevor of unknown origin;FUO)。しかし、診断法はいまだ確立されていない。米・Johns Hopkins University School of MedicineのWilliam F. Wright氏らは、構造化された診断法および構造化されていない診断法の有用性を比較した前向き研究19件について、システマチックレビューおよびメタ解析を実施。両診断法に有意差は見られず、世界保健機関(WHO)の6地域間で診断率にばらつきがあったことから、同氏らは「不明熱の評価に地理的な有病率を取り入れるべき」とJAMA Netw Open(2022; 5: e2215000)に報告した。