腹膜透析患者の在宅運動療法、継続のコツ

 腹膜透析(PD)は在宅で透析が行えることから、1カ月に1回程度と通院回数が少なくて済むが、運動療法に関しては医療従事者の監視下で行えず、直接指導を受ける機会も少なくなる。桜美林大学芸術文化学群特任講師/日本赤十字社医療センターの渡辺久美氏は、第12回日本腎臓リハビリテーション学会(3月26〜27日)で講演。「PD患者の在宅運動療法を成功させるには、患者のライフスタイルを踏まえ、どのような運動が可能かを十分に検討することが重要であり、カテーテルや貯留液に対する配慮も必要となる」と呼びかけた。