経口JAKウパダシチニブはクローン病にも有効
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JAK阻害薬ウパダシチニブは、日本では関節リウマチ(RA)、関節症性乾癬、強直性脊椎炎、アトピー性皮膚炎に適応を取得しているが、炎症性腸疾患(IBD)である潰瘍性大腸炎(UC)、クローン病(CD)に対する有効性および安全性も検証が進められている。米・Icahn School of Medicine at Mount SinaiのJean-Frederic Colombel氏は米国消化器病週間(DDW 2022、5月21〜24日)で、CDに対するウパダシチニブの有効性および安全性を検証した第Ⅲ相臨床試験U-EXCEEDの結果を報告。「投与12週で中等度〜重度CDにおいて約40%の臨床的寛解率が得られた」と述べた。(関連記事:「経口JAK阻害薬-その幅広い恩恵 」)