左心耳閉鎖デバイスの市販後調査が明らかに

 WATCHMAN左心耳閉鎖デバイスは、非弁膜症性心房細動(NVAF)患者の脳卒中予防を目的とした左心耳閉鎖術の低侵襲治療法に使われる医療機器で、2019年9月に保険収載された。千葉大学大学院医学研究院循環器内科学准教授の近藤祐介氏は、同デバイスの製造販売後調査(PMS)の結果を第68回日本不整脈心電学会(6月8~11日)で発表した。なお、同デバイスは現在、新世代の「FLX」が用いられているが、今回のデータは旧世代の「generation-2.5」のものとなっている。