ω-3脂肪酸で血圧低下、至適量は1日2~3g

 中国・Macau University of Science and TechnologyのXin Zhang氏らは、イコサペント酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)といったω-3系の多価不飽和脂肪酸(以下、ω-3脂肪酸)の摂取による血圧値への影響について検討したランダム化比較試験(RCT)71件のメタ解析を実施。ω-3脂肪酸の摂取量と血圧値の間に非線形の関連が認められ、血圧低下におけるω-3脂肪酸の至適量は1日当たり2~3gであったとの解析結果をJ Am Heart Assoc2022; 11: e025071)に発表した。