歩行速度+記憶力の低下で認知症リスク25倍
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歩行速度の低下は認知症リスクの上昇に関連することが複数の研究で示されている。オーストラリア・Monash UniversityのTaya A. Collyer氏らは、歩行速度の低下に加えて認知機能の低下が見られた場合の認知症リスクへの影響について、認知機能の領域別に検討。歩行速度と認知機能の両方が低下した群ではいずれも低下していない群と比べて認知症リスクが高く、歩行速度と記憶力が低下した群ではリスクが25倍だったとする解析結果をJAMA Netw Open(2022;5:e2214647)で報告した。