肝細胞がんにアテゾ+ベバで予後改善

 日本、中国および台湾の研究者らは、切除不能肝細胞がんに対して抗PD-L1抗体アテゾリズマブ+抗VEGF抗体ベバシズマブの併用とマルチキナーゼ阻害薬ソラフェニブ単剤の有効性と安全性を検討する、ランダム化比較試験IMbrave150の長期結果を報告。併用の方が全生存(OS)および無増悪生存(PFS)を有意に改善することが示されたと、J Hepatol2022; 76: 862-873)に発表した。