咽喉頭異常感症に漢方薬、7割以上で有効
- 呼吸器
- 東洋医学
- 薬剤情報
- 臨床医学
- コメディカル
- 呼吸器疾患全般
- 外科
- 抗アレルギー薬
- 日本東洋医学会
- 東洋医学
- 消化器全般
- 漢方薬
- 耳鼻咽喉科
- 肺炎
- 胃腸機能調整薬
- 胃食道逆流症
- 薬剤師
- 選択的セロトニン再取り込み阻害薬
喉の異物感や圧迫感など喉の症状が現れる咽喉頭異常感症の発症には、胃食道逆流症(GERD)、咽喉頭逆流症(LPRD)、咽頭アレルギー、乾燥、精神的要因などが関与する。福井大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学の呉明美氏は、咽喉頭異常感症に対する漢方治療の有効性を検討し、第72回日本東洋医学会(5月27~29日)で結果を報告。咽喉頭異常感症の治療に頻用される半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)の有効率は55%で、同薬が無効で他の漢方薬を切り替えた例を含めると、有効率は全体の75%で得られたと発表した。