DPP-4阻害薬で胆囊・胆道疾患リスク上昇
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中国科学院/北京協和医学院のLiyun He氏らは、ランダム化比較試験(RCT)82件10万例超のシステマチックレビューおよびメタ解析により、DPP-4阻害薬と胆囊・胆道疾患リスクの関連を検討。DPP-4阻害薬はプラセボまたは非インクレチン薬と比べて胆囊・胆道疾患の複合リスク、胆囊炎のリスク上昇と有意に関連していた。またRCT 184件のネットワークメタ解析では、DPP-4阻害薬は、SGLT2阻害薬に比べて胆囊・胆道疾患の複合リスク、胆囊炎のリスクを上昇させた。詳細はBMJ(2022; 377: e068882)に掲載された。