過度な塩分制限が心不全の予後不良と関連
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心不全に関するガイドラインでは塩分摂取制限が推奨されているが、左室駆出率(LVEF)が保持された心不全(HFpEF)患者における最適な塩分制限範囲やその効果については明らかになっていない。中国・Sun Yat-sen University First Affiliated HospitalのJiayong Li氏らは、塩分制限とHFpEF患者の予後との関連を明らかにするため、TOPCAT(Treatment of Preserved Cardiac Function Heart Failure with an Aldosterone Antagonist)試験からHFpEF患者1,713例のデータを用いて二次解析を行った。その結果、HFpEF患者における過度の塩分摂取制限は予後不良と関連していることを、Heart(2022年7月20日オンライン版)に発表した。