進むか?個人情報の臨床での利活用
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今年(2022年)4月、個人情報保護法の令和2年改正法が施行され、新たに「仮名加工情報」の条項が創設された。仮名加工情報とは、個人情報を他の情報と照合しない限り、個人を特定できないように加工したものである。改正法によって今後、医療・製薬分野での臨床データなどの利活用促進が期待される。順天堂大学放射線診断学講座教授の桑鶴亮平氏は8月3日、臨床情報匿名加工ツール「CoNaxs(コナクス)」を開発した4DINが開催したメディアセミナーに登壇。医療機関における臨床データベース研究と仮名加工情報の活用可能性について解説した。