子を持つ成人ではコロナ重症化リスクが低い
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小児では、過去のコロナウイルスへの曝露が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化に対しある程度の防御作用を示すとされている。この潜在的な交叉免疫が成人のCOVID-19への反応にどのように影響するかは今だよく分かっていない。米・Kaiser Permanente Northern California(KPNC)のMatthew D. Solomon氏らは、リアルワールドの大規模データを用い、交叉免疫のエビデンスが検出できるかを検討した。成人における新型コロナウイスル(SARS-CoV-2)以外のコロナウイルスへの過去の曝露を小児との接触で代用し、罹患後のCOVID-19重症化との関連を調査した。その結果、0〜5歳の小児と接触している成人ではCOVID-19の重症化リスクが低いことと強く関連していたと、Proc Natl Acad Sci USA (2022; 119: e2204141119)に発表した。