経頭蓋直流刺激で成人ADHDの症状改善

 ブラジル・Hospital de Clínicas de Porto Alegre/Universidade Federal do Rio Grande do SulのDouglas T. Leffa氏らは、注意欠陥・多動性障害(ADHD)の成人患者64例を対象に、在宅で行う経頭蓋直流電気刺激(tDCS)療法の有効性と安全性を二重盲検シャム対照ランダム化比較試験で検討。その結果、1日30分間の在宅tDCS療法を4週間継続した群では、シャム刺激群と比べて不注意症状が有意に改善し、34.3%が不注意スコア30%改善を達成したとJAMA Psychiatry2022年8月3日オンライン版)に発表した。