麻酔科医必読!DOAC服用患者の周術期管理

 直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)は2011年の登場以降、ビタミンK拮抗薬(ワルファリン)に代わる抗凝固薬として普及している。こうした背景からDOAC服用中の患者が手術を受ける機会が増加していると推察され、いかに周術期管理を行うかが重要課題となっている。東京慈恵会医科大学麻酔科学講座准教授の香取信之氏は各種ガイドラインを参照しながら、DOAC服用患者の周術期管理のポイントについて待機手術・緊急手術別に検討。その内容を第69回日本麻酔科学会(6月16〜18日)で紹介した。