小児FHガイドライン、見落とし防止策を新設
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家族性高コレステロール血症(FH)は、小児期から粥状動脈硬化が進行するため、早期発見、早期治療を行うことが重要とされる。山梨大学小児科の土橋一重氏は第54回日本動脈硬化学会(7月23~24日)で、5年ぶりに改訂された『小児家族性高コレステロール血症診療ガイドライン2022』(以下、改訂版)における小児FHの診断基準の変更点などを紹介。改訂版では見落としを防ぐため「FH疑い」の項目を新設し、早期から疑い例も含めて積極的にフォローしていく指針を示したと述べた。