早期胃がん検出後も1年間隔の監視が必要
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胃がん高リスク患者において、単回の内視鏡検査では早期がんがしばしば見落とされる。約4,500例を登録した国内ランダム化比較試験(RCT)ECG Detectionでは、第二世代狭帯域光(2G-NBI)と白色光(WLI)で、非拡大観察における早期胃がん検出率は同等だった(Gut 2021; 70: 67-75)。同試験では、早期胃がんが発見された患者に対し約1年後にサーベイランス内視鏡検査を実施。1年後の新規胃がん検出率は、当初の検出率と同等で、高リスク患者では1年間隔でのサーベイランスが必要である可能性が示唆された。詳細は、兵庫県立がんセンター消化器内科部長の山本佳宣氏らがJAMA Netw Open(2022; 5: e2227667)に報告した。