現代医学生、最重視は「ワークライフバランス」
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人種、性、文化、価値観など社会の在り方が多様化する中、従来のキャリアパスから外れ、さまざまな分野で活躍する医師が増えている。しかし、医学教育モデル・コア・カリキュラム(2016年度改訂版)ではキャリア教育独自の項目は設置されておらず、医学生がキャリア形成について触れる機会は少ない。群馬大学医学部5年生の高野彩佳氏は第54回日本医学教育学会(8月5~6日)で、全国の医学生約1,300人を対象にしたキャリア志向・キャリア教育に関するアンケートの結果を発表。医学生はキャリアを考える際にワークライフバランスや自己実現を重視する傾向があること、キャリア教育において医学生と大学の間でニーズの乖離があることも示した。