がん死亡の最大の要因はたばこ、10年間不動

 世界疾病負担研究(GBD)2019のがんリスク因子研究グループ(Cancer Risk Factors Collaborators)は、がん対策に関する情報提供として行動、代謝、環境および職業上の危険因子による世界的ながんの負担を分析。2019年の世界のがん死亡数と障害調整生存年数(DALY)の半数近くは危険因子に起因し、その最大の要因はたばこ(喫煙、噛みたばこ、受動喫煙を含む)で、10年間不動であることを、The Lancet(2022年8月20日オンライン版)に発表した。