DPP-4阻害薬でコロナ重症化リスク上昇
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2型糖尿病は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化リスクの1つとして挙げられる。その背景には、2型糖尿病により全身性炎症、免疫不全、血液凝固能亢進を来すことが考えられ、非2型糖尿病患者と比べて集中治療室への入室や入院死のリスクが倍増するとされる。スウェーデン・Karolinska InstituteのGiulia Ferrannini氏らは、2型糖尿病患者における血糖降下薬使用がCOVID-19による入院や死亡リスクに及ぼす影響を検証し、結果をEur Heart J Cardiovasc Pharmacother(2022年8月13日オンライン版)に発表。DPP-4阻害薬投与例では、重症化リスクなどが高かったことを報告した。