糖尿病の神経障害性疼痛薬、効果は3剤同等
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糖尿病性末梢神経障害性疼痛(DPNP)には対症療法の第一選択薬としてほとんどの国際ガイドラインでアミトリプチリン、デュロキセチン、プレガバリン、ガバペンチンが推奨されているが、どの薬剤を最初に使用し、効果不十分な場合に何を追加すべきかをhead to headで比較したエビデンスはない。英・Sheffield Teaching Hospitals NHS Foundation TrustのSolomon Tesfaye氏らは、DPNP患者にとって臨床的に最も有益で忍容性の高い治療法を決定するため、第一選択薬のうち、アミトリプチリン、デュロキセチン、プレガバリンの各単剤療法とその併用療法による鎮痛効果を直接比較する多施設ランダム化二重盲検クロスオーバー試験OPTION-DMを施行。その結果、鎮痛効果はいずれの単剤療法、併用療法でも同等であったと、Lancet(2022; 400: 680-690)に発表した。