「スタチンによる筋症状はまれ」を実証

 スタチン服用時の筋症状に関しては、非常にまれであるとのエビデンスがあるにもかかわらず、いまだに根強い懸念がもたれている。英・University of OxfordのChristina Reith氏らCholesterol Treatment Trialists' Collaborationは、大規模かつ長期の二重盲検ランダム化比較試験(RCT)23件から約15万5,000例の個人データを組み入れたメタ解析により、スタチンの副作用とされる筋症状について詳細な検証を実施。こうした副作用が極めてまれであることをあらためて示した。詳細はLancet2022年8月29日オンライン版)に掲載された。