前立腺がん薬で頻発の皮疹、危険因子解明
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前立腺がん治療に用いられるホルモン製剤の抗アンドロゲン薬アパルタミドは、日本人で高頻度に皮疹が出現することが知られている。同薬の使用例が増えることで重症型薬疹も今後増加する可能性があり、発症要因の解明が求められている。東京慈恵会医科大学皮膚科学講座の平福啓一伍氏らの研究グループは、アパルタミド投与後に皮疹が出現した自験例を対象に発症の危険因子を検討。その結果、低体重が有意な危険因子になることを突き止め、第121回日本皮膚科学会(6月2~5日)で報告した。