関節リウマチの寛解率、女性より男性で高い
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関節リウマチ(RA)は女性に多い疾患だが、治療効果にも性差が見られるようだ。スウェーデン・Karolinska University HospitalのKristina Lend氏らは、早期RA患者を対象に3種類の生物学的製剤+メトトレキサートと積極的従来治療の24週後における寛解率を検討した多施設共同医師主導評価者盲検第Ⅳ相ランダム化比較試験NORD-STARにおける性差に着目したpost hoc解析を実施。その結果、治療法にかかわらず女性より男性の寛解率が高いこと、インターロイキン(IL)-6阻害薬トシリズマブでのみ性と治療効果に交互作用が示唆されたことをLancet Rheumatol (2022年8月23日オンライン版)に報告した。