ホルモン投与でダウン症の認知機能が改善
- 脳・神経
- 皮膚
- 耳鼻咽喉
- 臨床医学
- ホルモン療法薬(GnRHアンタゴニスト )
- 不妊症
- 他のホルモン製剤・代謝異常治療薬
- 嗅覚障害
- 小児疾患全般
- 小児科
- 思春期
- 産婦人科全般
- 男性不妊症
- 耳鼻咽喉科
- 耳鼻咽喉科全般
- 脳神経外科
ダウン症候群(DS)は出生児800人に1人に見られる遺伝的疾患であり、知的障害を伴い治療法はほとんどない。一方、DSと一部類似した病態を呈するカルマン症候群はゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)の分泌量の低下が原因であることが分かっている。そこで、フランス・University of LilleのMaria Manfredi-Lozano氏らはDSの成人患者にGnRHを投与したところ、認知機能の改善が認められたとする研究結果をScience(2022;377:eabq4515)に報告した。