1歳からの予防接種、メールでお知らせサービス開始
2015年02月26日 06:00
免疫が未発達な乳幼児にとって、適切なタイミングで予防接種を受けることが大切。けれど、受けるべき予防接種が多過ぎて、保護者もスケジュールを把握するのにひと苦労だ。そこでファイザーは、1歳からの予防接種を電子メールとはがきで知らせる「予防接種リマインドサービス」を開始した。登録は、携帯電話やスマートフォンを使い、全国の小児科などに配布されているリーフレットに掲載されたQRコードから。
複雑な接種スケジュールに取り組む保護者を助ける
乳幼児の予防接種は定期接種だけでも年々種類が増えており、1歳未満でもヒブ、小児用肺炎球菌、四種混合（DPT-IPV）もしくは三種混合＋ポリオ、BCGなどに加え、B型肝炎やロタウイルスなどの任意接種もある。さらに複雑なのは、接種が1回だけではない上に、ある程度の期間内に再度受けなければならないワクチンもあるという点だ。
「予防接種リマインドサービス」は、こうして複雑化した予防接種スケジュールに取り組む保護者の一助となるもの。0歳児の時点で連絡先を登録すると、1歳の誕生日に予防接種の電子メールで「リマインドメール（お知らせメール）」が届き、数日後にはさらに「リマインドはがき（お知らせはがき）」が郵送されるという。
登録は、リーフレットに掲載されたQRコードのほか、4月からは同社の肺炎球菌啓発サイト「子どもと肺炎球菌.jp」（http://www.haienkyukin.jp/）でもQRコードを案内する予定という。
（編集部）
