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五十肩と肩凝りを緩和、「独活葛根湯エキス錠」発売

 2015年08月21日 10:30

 クラシエ薬品は、五十肩の痛みと炎症を抑えて肩の動きを滑らかにするとともに、血行を促進して肩凝りも和らげる漢方薬「独活葛根湯(どっかつかっこんとう)エキス錠クラシエ」(第2類医薬品)を、8月25日に全国の薬局・薬店、ドラッグストアで発売する(関連記事:五十肩の体操療法、「うちわ体操」などが効果的)。

寝違えにも効果

 五十肩は、正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれる病気で、肩関節の周りに起こる炎症のこと。近頃は40歳代の若い人にも見られることから、「四十肩」ともいわれている。肩を動かすと痛い、腕を後方へ回すと痛む、痛くて腕が上がらないといった症状が急に現れるのが特徴。関節の動きが悪くなったり、肩に違和感を感じたり、少し動かすだけでズキズキと痛んだりし、着替えなどの日常生活に支障を来すこともしばしば(関連記事:痛い、腕が上がらない「五十肩」)。

 今回発売される「独活葛根湯」は、そんな五十肩の痛みを和らげながら、肩の動きを滑らかに回復させて症状を改善する薬。漢方薬の代表である「葛根湯」に、関節や筋肉の痛みを鎮める「独活(ドクカツ)」と、血流を良くする「地黄(ジオウ)」を加えたものだ。

 肩の血行を促進し、肩の筋肉に栄養を与えて肩や首筋の凝りをほぐすので、五十肩はもちろん、肩凝りや寝違えなどの症状も緩和する。

 二面パッケージを採用しており、正面は「痛くて腕が上がらない/四十肩・五十肩」、側面は「首筋・方がこわばる ガチガチの肩こり/肩こり・五十肩」と表示。用法・用量は、成人(15歳以上)は1日3回4錠を、食前または食間に服用。15歳未満は服用できない。価格は96錠入りが1,500円、192錠入りが2,800円(いずれも税別)。

(あなたの健康百科編集部)

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