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胃がんについての無料市民公開講座、10月10日に開催

 2015年09月14日 10:30

 日本人の死因トップのがん。その中でも胃がんは3番目に多く、多くの人がかかるがんといえる。そんな胃がんについて専門家が解説する市民公開講座(主催:日本胃癌=がん=学会)が、10月10日に東京・聖路加国際大学で開かれる。胃がんの危険性を判定する検診、最新の内視鏡治療、腹腔(ふくくう)鏡手術、薬による治療を、それぞれの専門家がレクチャー。会場からの質問に答えるQ&Aコーナーも開催される予定だ。参加費は無料、予約不要だが、定員は350人となっている。

専門家5人が会場の質問に回答

 国立がん研究センターの「2015年のがん罹患数、死亡数予測」によると、胃がんに新たにかかる人が13万3,000人で3位、胃がんによって死亡する人は4万9,400人でこちらも3位となっている。前年と比べてともに順位を下げているが、同センターは「他の(がん種の)増加が上回るため順位が下がるものの、罹患(りかん)数・死亡数は増加または横ばい」と評している。

 そんな胃がんの予防から治療までについて、それぞれの専門家が解説するのが今回の市民公開講座だ。予防は胃がんリスクを調べる「ABC検診」、治療は内視鏡治療、腹腔鏡手術、薬による治療の最新事情について、4人の専門家が分かりやすくレクチャーする。

 第二部では、講座の世話人を務める聖路加国際病院消化器センターの太田惠一朗センター長を司会に、講師の4人が登壇。会場の質問に対して答えてくれるという。

 予約や事前申し込みは不要だが、定員は350人。参加費は無料となっている。問い合わせ先は、聖路加国際病院医療連携室(電話03-5550-7105 平日8:30~17:00)まで。

(小島 領平)

日本胃癌学会 第19回市民公開講座
「知りましょう 胃がんのこと~予防・検診・からだに優しい治療~」
日時:2015年10月10日(土)13:30~16:00
会場:聖路加国際大学1階講堂 アリス・C・セントジョンメモリアルホール
(東京都中央区明石町10-1)

プログラム
第一部 講演
1. 「ご存じですか? 胃がんリスク検診(ABC検診)」
2. 「胃がんに対しての最新内視鏡治療」
3. 「からだに優しく、回復の早い腹腔鏡手術」
4. 「胃がんに対する薬物治療の現状」
第二部 皆様からの質問

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