NYの紅葉
2015年11月09日 06:00
世界で一番美しい紅葉はどこか。それは、ニューイングランドと日本の東北地方なのだそうです。ニューイングランドとは、米東海岸のニューヨーク(NY)以北を指します。NYの紅葉は本当に世界一。ところで私は今、夫の出張にくっついてボストンに来ています。ここもニューイングランドの一部で、紅葉が美しい。夫が仕事中、私はボストンに住む友人と時間を過ごしました。互いの人生をシェアし合い、紅葉を楽しみました。
ボストンで「とらや」の羊羹
ボストン滞在の最終日、その友人が渡してくれた手作りランチには、おにぎりとリンゴと「とらや」の「栗蒸羊羹(ようかん)」が入っていました。別れを惜しみつつ、電車に乗り、コップレー(Copley)駅で下車。目の前にある全米初の図書館に入り、中庭で昼食を取りました。まさかボストンで、歴史ある美しい荘厳な建物の真ん中で、黒いのりに巻かれたおにぎりと羊羹を食べようとは・・・。
図書館を後にしてニューベリー通りを抜け、ティファニー前の歩道を渡り、冬支度に忙しいリスが飛び交うパブリックガーデンを抜けたところにあるカフェに入り一休み。暖かいコーヒーをすすりながら、2010年に初めて見たNYセントラルパークの紅葉のあまりの美しさに衝撃を受けたことを思い出しました。今でも、家の窓からの紅葉にうっとりする毎日です。
冬を乗り切るには秋の夜長にヨガ!
しかし、うっとり、うっかりしていると寒~い冬本番がやってきてしまいます。収穫の秋、感謝祭、クリスマス、新年・・・。この冬を乗り越えるエネルギーを確保するのは今から! いっぱい動いて、罪悪感なしにいっぱい食べて、いっぱい楽しんで、来年の春をでっかい笑顔で迎えたいと思います。NYでは、かよわい女性は"イイ女"ではない!
米国医師会(AMA)は、女性の病気やがんの予防のため、週300分以上の運動を推奨しています。1日60分で週5回。ハードルが高いですか? まずは少しずつ、でも毎日続けていくことから始めてみましょう! 秋の夜長、パジャマ姿でヨガやピラティスいかがでしょうか。パワフルに冬を迎えるために。
スタントン治子(すたんとん・はるこ)
神戸市生まれ。健康運動指導士、インド中央政府認定ヨガ教師、全米ヨガアライアンス250h、ピラティスPFA、シバナンダヨガ認定、ジャイロキネシス認定、パーソナルトレーナー。レヴァン(現ティップネス)のフィットネストレーナーなどを経て、1994年にパーソナルトレーニングを開始。ヨガやピラティスの講師や団体顧問トレーナーも務める。2013年、結婚を機に米国へ移住。現在は、マンハッタンのベッドタウンであるニューヨーク州ウエストチェスターでパーソナルトレーナーとして活動している。NHK総合の番組でジャイロキネシスの指導を依頼されるなど、メディア出演も多数。